加藤 音 野あそびノート

ようじんの所蔵作品を見て来ました

岐阜県現代陶芸美術館に収蔵されました3点の許可をいただいて写真を撮って来ました

外光の入る明るい展示室で青白磁がとても綺麗に見えます

美しい物を残せて良かったねと言ってあげたいです。本人はちがう、もっと美しくてすごいもの作りたかったって思ってる気がしますが。

コレクション展(第一弾)は12月25日まで開催されているそうです

この寄贈のために制作年月日を調べたりして過去を振り返っていたら、40代後半から50代半ばくらいまで?は特に本当に忙しい生活を送っていました

仕事も個展の作品の制作の他に、悠遊舎の器の見本作り、注文品作りもけっこうたくさんやっていましたし、頼まれた仕事を断ることは基本無かった気がします

それと陶芸村の整備も頑張っていましたし、家の修理なんかもいろいろやってたし、子供との時間も大切にしていました。忙しいのに人から話しかけられるととことん話し込んで、近所のお年寄りと長話していることもよくありました

まあ、1人でいろんな物事を背負って小さな体で頑張りすぎていました

人間の限界を超えてしまったんじゃないか?と思ったことも数回ありました

一度は自分の体よりもだいぶ大きい作品を友人と窯に入れていた時で、上腕二頭筋がブチっと切れてしまいました

それと、陶芸村の水害後に瓦を積んでかさ上げしていましたがそれをずっとやって終わったある日の様子を見た時は、限界を超えてしまった感があって、ヤバイと思った覚えがあります


ようじんがなくなった事をきっかけに、大事な事に?気がついて夫婦の関係を見直してまた仲良くなったという友人もいます

それは本当にうれしいことです

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